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  • 茜鳥ジュン

赤緯占星術ではホロスコープにアンダーラインが見えます・続き


二つの惑星が作るアスペクトは 普通のホロスコープでは黄道面でのものです。

アスペクトは惑星同士が協調するものか それとも、葛藤するアスペクトなのか

そこには惑星同士の作用や働きが表れると言えます。

赤緯のアスペクトでは ホロスコープでの強調ポイントが出る、と言えます。

赤緯のアスペクトは パラレルコントラパラレル2つだけです。

2つの惑星が 同じ北緯か南緯かにあって、同じ度数に近いならパラレル

同じ度数でも、コントラパラレルは 2つの惑星が北緯と南緯で向かい合います。

パラレルは、2つの惑星が同じ度数、同じ北緯か南緯にあるので、

2つの惑星はもちろん、強調し合います。

では、コントラパラレルは、北緯と南緯で向かい合いますが、

惑星が北緯にある時と、南緯にある時では、どんな意味があるのでしょうか。

これについて、北緯と南緯の違いを、月の赤緯進行法事例で丹念に調べました。

私が調べたところで、北緯と南緯の違いをあげてみます。

惑星が北緯にある時は 上昇志向、発展志向、外的志向が強まります。

惑星が南緯にある時は 貢献志向、サポート志向、内的志向が強まります。

ですから、コントラパラレルは 惑星が支え合う、裏打ちの働きが強まります。

赤緯のアスペクトでも分かりやすい例として、次の方を挙げます。

デヴィッド・ボウイ。

カリスマ的なミュージシャンで、映画、ファッションにも影響を与えました。

デヴィッド・ボウイの赤緯は、月、天王星、冥王星がパラレルです。

変幻自在で、ポップシーン(月)に、つねに先鋭的な刺激をもたらしました。

そして、太陽と火星は、この月、天王星、冥王星に、コントラパラレルです。

真っ赤な髪(火星)、トレードマークの赤い稲妻、

さらに自ら演じたジギー・スターダストは、火星から落ちてきた想定です。

変化し続ける音楽スタイルで、自己表現(太陽)を追求しました。

手塚治虫先生が神様なら、デヴィッド・ボウイは宇宙人ですね。

デヴィッド・ボウイの芸術表現、金星の赤緯度数にも触れておきます。

デヴィッド・ボウイの金星は、南緯の17度にあります。

タロットカードの17が「星」のように、神がかりな閃きを地上に降ろします。

主演映画のタイトルのように、まさに「地球に落ちてきた男」ですね。

ここまでお話ししたのが アウト・オブ・バウンズアスペクトです。

この二つの赤緯の見方は、国内でもよく知られています。

ですが、ここからお話しすることが、実は赤緯の真骨頂です。

例えば、国内ではまだあまり使われていませんが、

月の赤緯進行グラフを使う方法があります。

この見方では、ホロスコープの人物のライフサイクルが端的に分かります

将来の人生の強調ポイント、まさに人生の曲がり角を前もって知る方法です。

簡単にお話しすると 月はホロスコープで12サインを巡り28日ほどで一周します。

この28日に、赤緯上で見てみると月は北緯と南緯を上下に動いています。

北に向かったり南に向かったり、

それはまるで、月が上下にスゥイングしているかのようです。

この月の動きを、私はスイングサイクル、またはムーンジャズと呼んでいます。

1日1年進行法という予測方法があります。

この1日1年進行法で、月の赤緯を見ると、的確な予測ができます。

進行の月は北緯の頂点に達すると、今度は南緯に向かって降りていきます。

そして、赤道を越え南緯の底に達すると、また北緯に向かって昇っていきます。

進行の月が北緯頂点辺りにある時、その人は、

仕事面では事業が成功裏に終わって、ひと段落したい気分になります。

この辺りで、仕事の権限を他の人に譲ることもあり、あるいは引退する人もいます。

そして、仕事の成功より個人生活の充実に関心が移っていきます。

進行の月が南緯の底辺りにある時は、その人が

新たな飛躍や事業に向かって模索している時です。

南緯の底あたりでは予想外のトラブルに見舞われる場合もありますが、

それを過ぎると新たなチャレンジに向かっていきます。

事業や目標に向かうサイクルと、生活の充実と幸せを大切にするサイクル。

進行の月に合わせて、両方のサイクルが人生に交互にやってきます。

このサイクルで、今は何に向いている時期か、

いつがサイクルの人生の曲がり角になるのか、を知ることができます。

月だけでなく、水星、金星、火星、他の惑星の、

赤緯の進行ラインを一緒に描いたグラフもあり、

これは、アストロドットコムで見ることができます。

60年分くらいが1枚のグラフで表示されるので、

まさに人生の縮図を知ることになります。

講座では、赤緯進行グラフの見方を詳しく見ていきます。

月の赤緯進行は、私がブログで紹介した、エマ・クーレントさん、

クリスティーン・スキナーさんもよく取り上げています。

エマ・クーレントさんは、QHPながら赤緯を積極的に取り入れています。

トランジットの月が、赤緯で黄道の最大値23.26度あたりにある時、

大きな事件や事故、災害が起きやすいと指摘しています。

アメリカ同時多発テロ事件、東日本大震災が起きた時も、

月は黄道の赤緯最大値23.26度近くにありました。

このように月の赤緯の見方は、もっと広く使われていくはずです。

私はさらに赤緯の見方を踏み込んで、

赤緯の一度ずつの意味を読んでいく見方を提唱しています。

それは、サビアン・シンボルの見方に近い方法です。

サビアン・シンボルをご存知の方も多いでしょう。

サビアンは、黄道360度の一度ずつに詩文が割り当てられています。

サビアンと同じように、赤緯一度ずつを詩文したものがあります。

それが、シャーマニック・シンボルです。

シャーマニック・シンボルは、英国の占星家とヒーラーによって、

赤緯一度ずつの象徴がチャネリングされて詩文になったものです。

その詩文はウェブ上に掲載されています。

30度までの詩文を訳したものを、

「赤緯占星術Ⅱ」として、Kindle版電子書籍としてリリースしました。

手塚治虫先生の太陽15度は「永遠の命」、

デヴィッド・ボウイ金星17度は、神がかりの星、と述べました。

これは、シャーマニック・シンボルを訳した内容と、

数字の象徴性と合わせたものから、意味を探ったものです。

赤緯一度ずつの象徴が明らかになり、

赤緯がどんな構造になっているか、赤緯の何度が強調ポイントなのかを、

理解したうえでの読み方ができるようになりました。

この見方で、ホロスコープ全体をもっと深く理解できるようになります。

講座では、この理解にもとづく見方をお伝えします。

そして、赤緯は金融分野にも積極的に取り入れられています。

トランジットの月が、北緯から南緯へ、南緯から北緯へ、

赤道を通過する時、株式市場や為替市場の変動が大きくなることが知られています。

このタイミングを狙ってトレーディングする方法があります。

占星術は、人の心を占う心理分野だけにとどまらず、

世の中の時勢や金融経済を予測する緻密な見方にも使われ始めています。

「なんで赤緯なんですか?」という質問に答えるのに、

ここまで随分と長く説明することになってしまいました。

アウト・オブ・バウンズ、アスペクトからさらに、

月のスイングサイクル、ムーンジャズ、シャーマニック・シンボルと、

赤緯の見方の最前線をほんの少しですが紹介しました。

ここまでマスターしてくると、

「赤緯の見方もある」というホロスコープの補助的な役割の見方よりも、

新しい世界像が見えてくるような読み方に変わっていくはずです。

その世界像で、人生や世界の理解より深まっていく、

赤緯の見方はそういう捉え方につながっていくものだと思います。

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